乾かさずに出来た
こんにちは!朝から一人の男の子が嬉しそうに泥団子を手に教えてくれました。
先生!乾かさずにできたよ!
1日も乾かさずに、どうやって出来たの?
と尋ねると
周りを削ったら乾いた!
と教えてくれました。なるほど。周囲は濡れていたけど削ったら乾いた部分が出てきたんですね。今日もいい学びです。
家遊びの様子
先日からお伝えしている家遊びもまたまた変化を見せていました。
どんな変化が見られるのか、少し覗いてみましょう。
入り口やシーソー、BBQが設置される
子どもたちにとっての入り口が設置され、今日は遊具の設計を楽しんでいました。
シーソーとすべり台のようですよ。庭にはBBQも設置され子どもたちのイメージもより一層膨らんでいる様子でした。
泥団子の様子
昨日の泥団子スペースもまた少し様子が変わっていました。
こちらもどのように変化しているのか少し覗いてみましょう。
色のバリエーションが増える
昨日は青系の色でしたが、本日はオレンジ色の泥団子づくりに挑戦していました。
加える水がやや多かったようで、色がうまくのらなかったようですが、なぜ色がのらなかったのか、等これも子どもたちにとっては次回に生きる学びとなることと思います。
興味をもった人が集まってくる
昨日から再び遊びが盛り上がってくると”なんだなんだ??”と興味を持った子どもたちが集まってきます。この中で更に作り方を教え合ったり、年上の子どもたちの様子を見て憧れの眼差しを向ける子どもたちです。
ハンマーを使う
固まった土が硬いもので、先生がハンマーを用意して下さいました。もちろん扱いには注意をしなければいけませんが、道具を扱うことで、固くなった土が細かく砕けますし、その様子を子どもたちが見ることができます。更にどの道具の適切な力加減も体で知ることができます。
たとえ最初は強く打ち付けたとしても、繰り返し扱う中で、物体に加える適切な力加減を体で覚える・・それも学びの一つでしょう。
まとめ
家造りや団子作りを通して、その遊びが継続する中でシーソーが現れる等、変化する物や、今まで興味がなかった子たちが、興味を持ち参加していくという遊びの広がりも見ることが出来ました。
また今回登場した、入り口、シーソー、BBQ、ハンマーはいずれも園生活だけでなく子どもたちの日常生活の中で体験・経験したことを再現している遊びでもあります。
【日常生活の再現】
と書くと、これもまた小難しいですが、
【自分が体験して面白かったもの・ことを、友だちと分かち合いたい】
と書くと、少々マイルドでしょうか?笑
このように子どもたちの遊びは日々の生活と密接に関わり合っています。
子どもたちが再現したい、またやりたい、大人のようになってみたい!という気持ちは、子どもたちの大きな遊びの原動力です。
ということで、ご家庭であった楽しい・素敵な生活も是非また教えて下さい。
その体験から、園での子どもたちの遊びがまた膨らみ、きっとまた素敵な学びへとつながることでしょう。
ではまた!
園長 大岩 慎治