こんにちは!朝から雨天で明日の遠足がドキドキですが、少しでも良い天気になればいいなぁと願っています。
本日は歯科検診でした。子どもたちにどのようだったか、また聞いてみて下さいね。

子どもたちの歯科検診の様子

子どもの様子

2回目の歯科検診で、子どもたちも流れを掴んでいた様子で、静かに受診することができました。

お願いします!

ありがとうございました!

という挨拶もきちんと行ったり、友達の様子を見て行おうとする姿も見られ、成長を感じました。クラスでも子どもたち同士で話をしているのでしょうね。

先生の紹介

ここで遅れましたが、園医(歯科医)の紹介をさせて頂きます。


上原歯科クリニックの上江州先生です。(写真掲載許可済みです)
上原歯科クリニックは下記にありますので、保護者の皆様は何か所見等で気になることがありましたらお問い合わせ下さいね。

先生からの所見

ここからは今回の検診においての先生の全体的な所見です。
あくまでも全体的な所見なので参考程度に御覧ください。

上江州先生、今回の子どもたちの歯の様子はいかがでしたか?

治療を頑張って下さっている

新型コロナウイルスの猛威が少し穏やかになってきたことで、積極的に治療を行って下さっている保護者の方のご協力を感じます。明らかに全体的には虫歯の数が減っています。

虫歯が多い子と少ない子の二極化が起き初めている

おそらくご事情があると思いますが、虫歯が減ってきている子と増えてきている子の二極化が起き始めています。できるだけ早期の治療をお願いします。

10歳まで使用する乳歯が危険な状態の子も

今回の虫歯の中には10歳まで使用する予定の乳歯(奥歯など)が虫歯になっている子もいます。大切な歯なので、所見に記載がある方は、かかりつけの歯医者さんで治療をお願いします。

治療に加えて予防を

先生に治療に加えて、予防の大切さも改めて教えて頂きました。
皆様にも共有できればと思います。

治療に行こう

まずは繰り返しになりますが、適切なブラッシング・うがいを各家庭でお願いします。また歯の治療は早期発見、早期治療が一番です。早い段階でかかりつけの歯医者にいきましょう。

虫歯がない状態で歯医者に通いクリーニングを

虫歯が出来たら歯医者さんに行くことも大切ですが、虫歯がない状態で歯医者さんに行くことも、とても大切です。
虫歯がない状態ですので、痛くありません。子どもたちが歯科医に通院する際のきっかけとしては、”歯医者=痛くないところ”というイメージもとても大切だと思います。その上で定期的なクリーニング等を受診することをおすすめします。定期的な通院数は各医院さんとご相談下さい。

フッ素やその他の方法を学ぶ

治療方法はかかりつけの歯科医さんとご相談下さい。フッ素やキシリトールのガムなど有効な手段は様々ありますが、保護者の皆様の同意が何よりも大切です。お互いに納得できる治療法を話し合い、治療をすすめて下さい。

沖縄県のこども達の虫歯データ

その他上江州先生に、沖縄県の虫歯のデータを教えて頂きました。
以下に文部科学省が毎年行う、全国のこども(12歳児)の虫歯のデータを添付します。

以上を見ても分かるように、沖縄県の子どもたちの虫歯の平均数が日本で一番多いというデータが出ています。

ただし、これも年々下がってきているのも事実。以下に全国平均値と沖縄県のみの平均値のデータを比較した表を添付します。


沖縄県全体の頑張りを感じますね。

今回の検診結果にあらわれているように、きっとご家庭でご協力頂いている方も増えているのだと思います。ただ、まだまだ伸びしろがある感も否めません。

沖縄県内でも自治体によっては全国平均を下回っているところもあるそうなので、是非沢岻こども園の子どもたちの歯も健康に守っていきましょう。よろしくお願い致します!

園長 大岩 慎治