朝の運動場

おはようございます。本日は朝から小学校の運動場をお借りして、子どもたちが伸びやかに思いっきり体を動かして遊んでいます。空いた時間にすぐ運動場を貸して下さる小学校関係者の皆様にはいつも感謝です。ありがとうございます。

思いきり鬼ごっこをしたり、サッカーをしたり、スクーターに乗ったりと子どもたちは好きな遊びを楽しんでいました。

何かあったのかな?

そんな時、2人組の女の子がやってきました。


嬉しそうな顔をする子と、少し困った顔をする対照的2人でした。
少し会話を聞いてみると

”私は一緒に木登りをしたい”
”私は木登りではなく、サッカーがしたい”
と話していました。

自分のやりたいことを知っている。相手のやりたいことも知っている

まず、それぞれにやりたいことがあることが素敵だなぁと感じます。
そして一緒にやりたいという気持ちも知っているし、でも自分がやりたいことがある・・どっちを取るか・・
その葛藤も大切な経験ですね。
そのように人の気持ちも考えつつ、自分の気持ちを考え、遊びを決めていく子どもたちの姿に頼もしく感じました。

今回は結局別々の遊びをすることに決まりました。

少し後ろめたそうにしつつもサッカーに向かう女の子と
少し不安そうにしつつも木登りに向かう女の子が印象的でした。

後々2人に話を聞いてみたのですが
”サッカーしたかったけど、入れなかった”笑
と笑顔で話す女の子と
”木登りは男の子ばっかりで嫌だな〜と思っていたけど、女の子もいたから出来た!”
と笑顔で話しており、違う遊びの場でも、また違う経験をしたんだね。と微笑ましく感じました。

ヘビの皮

話は変わりますが、本日保護者の方が自宅で飼っているヘビが脱皮した皮を持ってきて下さいました。パイソンの一種で、昨日脱皮したあと、わざわざ皮を干して持ってきて下さいました。

そのことを全く知らない男の子登園後その皮を見つけ、驚いた後に
”きっと〇〇が持ってきたんでしょ”

と話していたのも印象的でした。

その子を知っているからこそ

一度もヘビの皮を持ってきたことはなかったのですが、ヘビの皮を持ってくるということはあの子に違いないという目星がついていたのでしょうね。

ということは、その子のことを良く見て、聞いて、知っている経験があったからでしょうね。

今日も子どもたちは日々経験を積んでいるなぁと感じつつ、一緒に過ごさせて頂きます。

本日も楽しみましょう!

園長 大岩 慎治