沢岻幼稚園時代から、7年間あまり子どもたちとたくさん遊んでくれたミルクちゃん。職員よりも誰よりも園のことを知っている先輩でした。
4月入園して泣いている子も、ミルクと触れ合えば思わず笑顔が溢れるほど癒しのパワーも抜群でした。
そんなミルクちゃん。2023年5/3(水)にお空に還ることになりました。
皆で見送り
丁重に眠ってもらい、先日子どもたちと最後のお別れ会をしました。
プレゼントにお花を作ったり、手紙をしたためたりしてくれた子どもたち。ミルクの前で読み上げたり、最後の挨拶を交わしました。
「ミルクちゃん可愛かったよ」
「たくさん遊んでくれてありがとう」
たくさんの感謝の言葉がミルクちゃんに届いていました。
ミルクの様子を見て
ミルクの体はもう暖かさが失われ、動くこともできません。
そんな様子を見て
「命がなくなっている」
「固くなっている」
「冷たそう」
「寂しい・・」
と、また子どもたちにたくさん”命”を教えてくれるミルクちゃん。
命を大切に、と言葉で伝えてもなかなか伝わるものではありません。
ミルクさん最後の最後まで、本当にありがとうございました。
お空に行ったよ
子どもたちとのお見送りの後、お空に送るお手伝いをしてきました。
子どもたちからも
「お星様になって皆を見ているはず」
「どうやってお空に行くの?」
「月になるかも」
と、ミルクちゃんが今度はお空から皆を見守ってくれることを楽しみにしている様子でした。
きっと今日の月は綺麗だね
そう呟いた女の子の表情がいつまでも忘れられません。
園長 大岩 慎治