こんにちは〜。
突然ですが、こちらにありますのが、砂と木の棒ですね。何に見えますか?
先週に撮影したものです。色々な見え方があると思います。

その時これを作った彼(4歳児)に話を聞いてみました。

すると、
”これはスープカレーだよ”
と教えてくれました。

下がスープになっていて、飾りの棒と、食べるときに扱う棒に分かれているんだよということでした。更には下の層のカレーは冷製になっていて、冷たいスープになっているということでした。
棒でスープカレーをどうやって食べるんだろうとも思いましたが、彼の中にはそのような世界が広がっており、それをほんのちょっとでも教えてくれたことを嬉しく思います。

そして、これが本日撮影したものです。

同じ男の子に今日も呼ばれ、今日もカレーかな?なんて想像しながら近づいていきました。そこで、今日の木の棒は先週よりも長いことに気づきます。
何か理由があるのかな〜?とふと彼に尋ねてみました。

”今日はこの前よりも棒が長いね”
すると彼は嬉しそうに答えてくれました。

”今日は〇〇ちゃんの誕生日なんだ””だから今日はお誕生日ケーキなんだよ”
その子の冷製カレースープは素敵な誕生日ケーキに早変わりしていました。

2枚の写真をみても、きっと違いは分からないかもしれません。
自分もなかなか思い出せないかもしれません。
ですが、その中でも作り手のこどもたちの世界は日々変わっていて、それをとっても楽しんでいるということを改めて感じましたし、その世界を少しでも共感できれば嬉しいなと思っています。

園庭では他にも運動遊びが盛り上がり、

今日は避難訓練も行いました。


子どもたちに伝える大切さも大事に
子どもたちの内なる世界も大事に
また今日も明日も楽しく過ごしていきたいなと思います。

園長 大岩 慎治