新園舎について

当園の園舎は2025年9月に竣工いたしました。
この園舎は『巡る』がテーマです。そのテーマを更に2つに大別し、建築に臨みました。
1つ目は『人が巡る』。子ども達が、いつでもどこでも誰とでも遊び、接することができるように、子どもの動線がぐるぐる巡り、流動的になるように設計頂きました。
2つ目は『遊びが巡る』。遊びが途切れず、“もう少し遊びたかったな””明日も続きがしたいな“”という子どもの想いが叶えられるように、遊びの舞台や、アトリエ、秘密基地、階段下のスペース、台所前などの食事スペース等を確保し、生活と遊びが出来るだけ繋がるようにしつらえてます。
園庭には遊べる木々を沢山植樹して頂きました。将来的には本物の森にする予定です。より自然の中で、子どもたちが様々な発見に目を輝かせる日々が楽しみです。
そのような場で子どもたちが人と接し、遊びを深め、友達との関わりの中で更なる自分に出会い、また羽ばたける場所となることができるよう、より一層精進してまいります。
では、下記にて少しずつ園舎をご紹介いたしましょう。
エントランス

園舎入り口を上がるとエントランスホールが広がります。
ホールとして利用もできますし、時期によって色々なコーナー遊びを展開したり、延長保育等の利用も想定しています。奥にはアクアリウムとして水槽を設置したり、秘密の小部屋もあるので子どもたちも大好きな場所となっております。
だいどころ

園舎入り口およびエントランスホールを抜けると、大きな窓から台所を覗くことができます。子どもたちに食を通してだけでなく、食材の元々の形だったり、匂いや湯気なども感じたり、作り手の先生方とのコミュニケーションも満喫してもらいたいとの想いから、カウンターの高さは3歳児の子どもたちでも中が見える高さに設定しています。当園のお食事、美味しいですよ。
事務所

職員の事務所は、子どもたちの成長を見とる先生方が、できるだけ顔を見合わせながらお仕事できるような作りを目指しました。奥に会議室、園長室と続きます。各部屋は可動式の間仕切りで区切ることもでき、区切った壁は全面でミーティング記録が取れるようにホワイトボードを張り巡らせています。机にも仕事がしやすいちょっとした工夫が満載されています。
3歳児保育室(うさぎ組)・4歳児保育室(やぎ組)



1Fには3歳児と4歳児の保育室があります。写真のように廊下と各保育室の仕切りも可動式になっており、フルオープンにすることができます。そうすることで、「人が巡る」というコンセプトを実現しながら、日常的に子どもたちの多様な人・友達・異年齢の関わりを自然に演出できるようにしました。棚や壁面のホワイトボードにも秘密が満載です。
アトリエ

4歳児保育室前にはアトリエがあります。子どもたちが好きに自分の表現を楽しんだり、工作を楽しんだりすることができるスペースです。これもコンセプトの中にある「遊びが巡る」に呼応させています。
できる限りいつでも描画製作活動ができ「明日も描きたいな」「作りたいな!」という子どもたちの主体的な気持ちを保証できるスペースでありたいなと考えています。
絵本コーナー(2F)


階段を上がると絵本コーナーが広がっています。絵本がまだまだ格納できるスペースがありますので、階段をぐるりと囲むようなスペースに子どもたちの好きな絵本、手にとって欲しいなと感じる古典の絵本などがずらっと並べられる日を楽しみにしています。コーナーの奥には子どもたちが落ち着いて絵本を読むことができるベンチもしつらえて頂きました。
ゆんたくルーム(子育て支援室)

子育て支援室として、地域の方々がご利用いただけるスペースです。ゆんたくルームという名前の通り、担当の先生とのゆんたくも楽しめる空間になることを願っています。園に遊びに来られた際には、このお部屋だけでなく、ホールや保育室を覗いたり、絵本を見たり、園庭で遊ぶことも可能です。
下記リンクもご参考に、お時間がある際にぜひ遊びにきて下さい。
先生の部屋(職員休憩室)

先生たちの休憩室兼更衣室(個室あり)もあります。
眺めのいいカウンターでお茶でもしながら先生同士でゆんたくするのもOK。一人でゆっくりくつろぐのもOK!
2F保育室(ホール&5歳児保育室)




2Fの保育室は写真の通り、壁等がない一面に広いスペースになっています。広いスペースにした理由としては法的な制限もございますが、それ以上に様々な理由で先が見えないこの時代(よくVUCAと示されます)に、空間を流動的に使えるようにしたかったからです。
その空間を可動式の家具で仕切ることで、その時に生活する子どもたちの興味関心に合わせた遊びのスペース(コーナー)作りを行うことができます。例えば、今の子どもたちはごっこ遊びが盛り上がっているから、キッチンだけでなく、店舗やイートインスペース、ソファーまでしつらえようということや思い切って積み木遊びのコーナーを広くとるという遊び方が可能です。
2Fには舞台もあります。家具を取っ払うとホールのような使い方も可能ですし、子どもたちが日常的に表現活動を披露するようなスペースにもできます。また、毎日催し物がある訳ではございませんので、その際には「遊びの舞台」として、
屋上

屋上には人工芝を張り巡らせ、その平面性を活かした活動ができるようにしつらえています。例えば運動遊具を並べてサーキット遊びをすることも出来ますし、皆でお弁当を広げても気持ちがいい空間に仕上がっています。
夏はプール遊びができるように、蛇口もいくつか備えられていますし、外灯も完備し、夕方でも遊ぶことができます。
屋上からは浦添市役所をはじめ、浦添市や東シナ海を一望することも出来ますし、心地の良い風が吹き抜け、癒してくれます。
園庭


園庭は将来森にしたいと考えています。そのために20本近くの植樹を行いました。
ガジュマル・モモタマナをはじめ、ゲッキツ・アコウ・オリーブ・シャリンバイなどいい匂いのする木々、タラヨウ・マテバシイ・バタフライピーなど、葉っぱや実で遊べる木々、カキ・ピタンガ・グァバ・シークワーサー・レモンなど実がなる木々など多岐にわたります。
また、既存の地形をそのまま活かした斜面で坂滑りをしたり、昭和の空き地にありそうな土管をしつらえその上に築山を拵えました。
園庭の土は泥遊びや団子作りに利用できるように粘土質のものを選び、砂も様々な種類の中から一番形になりやすい可塑性の高い物を選定しました。
ブランコや滑り台など既存の遊具もありますが、基本的には自然の中で子どもたちが五感を使い自ら遊びを選び、創り出し、感じ、遊べることのできる環境づくりをこれからも続けていきたいと思います。
