校門の花壇をご存じですか?

お気づきの方も多いと思いますが、実は今年度より、校門の角に花壇を設けています。

スプリンクラーも設置し、子ども達やそこを通る方が少しでも新しい1日や1日の終わりを気持ちよく過ごすことが出来る様にと、お花を植えてきました。

雑草の成長速度が速い

そのお花も随分と増えてきて、花壇らしくなってきたのですが、もともと生えていた雑草の成長速度は素晴らしく、数日おきに草抜きを行うという状況でした。

いつかは落ち着くかな・・と地味に草抜きを続けておりました。しかし、いつの日かあることに気が付きます。

ある日雑草が生えてこなくなる

雑草が生えてこなくなっている・・・!」

1週間もたてば立派に生えていた雑草でしたが、いつの間にか生えてこなくなってきていました。

おお。お花の根がついに張り巡らされてきたのかな!と少しウキウキしていた頃でした。

そこには秘密が

なんてことはありません。

私の気付かないうちにご近所にお住まいの女性が草抜きを行って下さっていたのでした。

本当に温かい方でこちらからのお礼を伝えても、”そんなつもりではない””散歩のついで”と穏やかに笑って下さる方でした。

とても有難く、その立ち振る舞いにこちらもとても学ばせて頂きました。

地域の方と子どもたちの繋がり

その方とはなかなかお会いできませんが、次は子ども達にも紹介し、”こんな方が皆を支えてくれているんだよ”

というメッセージが伝えられたらいいなと考えています。

また、沢岻こども園がそのような素敵な地域の方々と少しでも子ども達がつながるコミュニティになることが出来ればこれほど嬉しいことはありません。

先日の運動会も陰ながら地域の方に運営を支えられ、準備を手伝って頂きました。

それだけでなく、

一緒に畑を耕したり、お花を植えたり、たとえば琉球舞踊を伝えて下さったり、将棋の相手でもしてもらったり・・・

そんな場所になればいいな!と妄想しています。

こちらからも形(プラットフォーム)をつくっていきたいと思いますが、我こそは!とお考えのそこのアナタ!

子ども達と関わる機会を一緒に考えていきませんか?

いつでもお待ちしております。

そのようなことを改めて考えるきっかけを下さったご近所の女性の方。

本当にありがとうございました。

園長 大岩 慎治